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中2の娘、生理止まる

紙上診察室

(2017年9月19日) 【中日新聞】【朝刊】 この記事を印刷する

Q 中2の娘、生理止まる

 中学2年の娘が昨年春に初潮があり、5回ほど生理がありましたが、その後は止まったままです。元気で食欲もありますが部活と勉強に忙しく、就寝は遅いです。診察を受けた方がいいでしょうか。 (女性・47歳)

A 半年以上続いたら受診

 思春期の女の子の体は、女性ホルモンの影響を受けて少しずつ変化します。子どもから大人へ、心と体が変わっていくとても大切な時期です。初経(初めての月経)を迎える平均年齢は12歳ですが、人によって10〜16歳とばらつきがあります。

 初経を迎えてもホルモンは安定せず、月経周期は乱れやすいものです。初経からすぐに毎月月経が来る人もいますが、ばらつく人も多く、周期や量が安定するまでに2〜3年ほどかかります。無理なダイエットで急激に体重が減る、受験勉強や友人関係で大きなストレスを受ける、激しい運動を続ける、といった原因がある場合は、より月経が乱れやすくなります。

 初経から3年以内で、月経が不規則になるような目立った原因がなければ様子を見ていてもよいのですが、原因が明らかな場合や半年以上月経がない場合は産婦人科を受診してください。性交経験のない女性に対しては通常、膣(ちつ)からの診察をすることはなく、おなかの上から超音波検査(エコー)をします。場合によっては女性ホルモンの投薬治療をすることもあります。

 月経を通して自分の体に関心を持つことはとても良いことです。赤ちゃんを産める体になったことは大人への第一歩。一人の大人として責任が持てるよう成長してほしいと思います。今回のことが、親子で一緒に話すきっかけになればと思います。(咲江レディスクリニック院長)

画像丹羽咲江さん

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