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マダニ感染症1人死亡 県内で患者が相次ぐ 注意呼び掛け

(2017年9月26日) 【中日新聞】【朝刊】【その他】 この記事を印刷する

 静岡県は25日、マダニにかまれて感染する日本紅斑熱の患者が県内で9月中旬以降、相次ぎ3人確認され、うち1人が今年初めて死亡していたと発表した。野山や草むら、畑に入るときには長袖長ズボンを着用し、肌を露出しないなどの対策を呼び掛けている。

 県疾病対策課によると、3人の性別や年代などは確認中。死亡した人は山に入った際にマダニにかまれた可能性が高いとみられる。他の2人は現在入院し治療している。県内では、6月下旬にも女性が1人発症しており、今年に入って患者は4人となった。2015、16年はそれぞれ2人感染し、計2人が死亡した。

 日本紅斑熱は病原体を持つマダニを媒介して感染し、人から人へは感染しない。病原体の潜伏期間は2〜8日で、重症化すると多臓器不全などを起こし死に至る場合がある。高齢者が重症化することが多い。マダニにかまれるのを防ぐには、ディートという成分が入った虫よけ剤が有効とされる。

  (垣見窓佳)

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