つなごう医療 中日メディカルサイト

認知症、総合力で対応

(2017年10月3日) 【北陸中日新聞】【朝刊】【富山】 この記事を印刷する

高岡市民病院医療センター開設

画像認知症疾患医療センターの前で、センターの役割について話す遠山一喜院長(左)と根上利宏センター長=高岡市民病院で

 高岡市民病院は2日、高岡医療圏(高岡、射水、氷見の3市)の認知症疾患医療センターを同院内に開設した。県内では富山、新川、砺波の3医療圏で設置されており、高岡医療圏の開設で県内全医療圏にセンターがそろった。

 センターでは、認知症疾患の専門相談や鑑別診断などの初期対応を行い、地域の連携協力病院と連携し、認知症患者とその家族をサポートする。

 高岡以外の3医療圏では、精神神経科の単科病院に設置されているが、高岡の場合は総合病院内にあり、コンピューター断層撮影(CT)や磁気共鳴画像装置(MRI)などの検査に即座に対応できる強みを生かす。

 神経内科医の根上利宏センター長はじめ、精神神経科医3人、精神保健福祉士の専従1人と専任1人、社会福祉士1人、臨床心理士1人の計8人体制。

 専門相談は、精神保健福祉士らが認知症に関する相談を電話や面談で受け付ける。相談は無料。面談は完全予約制。鑑別診断は問診や診察、検査を行う。かかりつけ医の紹介状が必要。入院が必要な場合は地域の連携協力病院を紹介する。

 この日、市民病院で行われた開所式では、高橋正樹市長が「総合医療能力を発揮し、認知症になっても安心して暮らせるようにお願いする」と式辞。遠山一喜院長は「認知症を地域で見守る医療とネットワークが大事」と、センターの役割を重視した。根上センター長は「正しく鑑別診断し、最善のアドバイスをしたい」と話した。

 電話相談の受付時間は月−金曜日(土、日曜日、祝日、年末年始は除く)の午前9時〜午後4時。(問)高岡市民病院(代表)(電)0766(23)0204 (武田寛史)

中日新聞広告局 病医院・薬局の求人