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高野病院に新院長 広島から麻酔医着任

(2017年10月4日) 【中日新聞】【朝刊】【その他】 この記事を印刷する

 東京電力福島第一原発事故後も診療を続けた福島県広野町の高野病院に、新院長として河合義人医師(66)が着任した。長野県の大町保健福祉事務所長から現地に赴き、今年4月から9月末まで院長を務めた阿部好正さん(65)の後任。

 病院によると、河合院長は広島県内の病院を退職し、1日に着任した。麻酔科の認定医で、プライマリーケア(初期診療)や認知症サポート、緩和ケアなど地域医療に取り組んできた。6月末に、前院長の阿部さんから退職の申し出を受け、後任を探していたところ、河合院長が了承したという。

 高野病院は昨年末、原発事故後も避難せずに診療を続けた元院長の高野英男さんが81歳で亡くなり、一時院長不在に。今年4月から務めた阿部さんの専門は小児科だったが、高野病院では内科や精神科の診療が中心になったことなどを理由に退職した。河合院長の着任で、病院は常勤医2人、非常勤医11人の体制となる。同病院の高野己保(みお)理事長は「院長が決まったと安心するのではなく、引き続き常勤医を探し続けたい」と話した。

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