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新病院総工費94億円増 浜松医療センター、266億円に

(2017年10月6日) 【中日新聞】【朝刊】【その他】 この記事を印刷する
画像浜松医療センターの新病院の完成イメージ図=浜松市提供

 浜松医療センター(浜松市中区)の新病院整備事業の総工費が、建設構想段階から約94億円増の266億円になる見通しが5日、市議会特別委で示された。市病院管理課は2020年の東京五輪・パラリンピックの建設ラッシュなどによる単価上昇や、地盤対策が要因と説明した。

 委員からは費用の低減や建設時期の見直しを求める声が上がった。

 同課によると、15年2月の構想段階での試算では、工事費は1平方メートル当たり約35万円。しかし五輪に向けた建設需要の高まりに加え、現場の働き手不足による賃金上昇の影響で、同46万円と約3割高くなった。

 がけ対策や液状化対策など、当初想定していなかった地盤条件も費用を押し上げた。

 浜松医療センターは市医療公社が運営。1973年完成の1、2号館は築40年以上が経過して老朽化が進んでおり、新病院は代替病棟としてセンターの南側に整備される。基本設計案では、鉄筋コンクリート造り7階建てで延べ床面積は4万平方メートル。集中治療室や手術室といった診療機能を集約し、既存の3号館には一般病棟を集め、機能を分ける。

 新病院の着工は2019年11月、完成は22年8月の見込みだが、利用開始は完成から数カ月後になるという。 (古檜山祥伍)

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