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入院中、顔出さない主治医

ホンネ外来

(2017年10月24日) 【中日新聞】【朝刊】 この記事を印刷する

 80代の母が昨年末、血管が突然裂ける大動脈解離にかかって公立病院に入院しました。連絡を受けて駆けつけると、医師から「危険な状態」と説明があり、集中治療室(ICU)で治療を受けることになりました。

 1週間後に一般病棟に移り、主治医も代わったのですが、説明は何もありません。「危険な状態」と言われただけに病状を知りたいと思い、「先生から説明はないのですか」と看護師に尋ねると「(医師に)アポを取ってください」との答え。ほかの患者にも同じ返答をしていました。時間をつくってもらうことに抵抗を感じた母は「もういいです」と遠慮しました。

 母に確認すると、新しい主治医は病室に顔を出すこともなかったそうです。私が初めて会ったのは「退院していい」と連絡をもらった時。病状の説明を求めるとナースステーションのカウンター越しに「容体が安定している」とだけ話しました。患者が多く忙しいのでしょうが、説明や入院患者の様子を見ることは治療の基本ではないでしょうか。(岐阜県=女性・52歳)

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