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梅毒 2年連続4000人超 地方にも拡大

(2017年11月8日) 【中日新聞】【朝刊】【その他】 この記事を印刷する

 性行為などで感染する梅毒の患者数が2年連続で4千人を超え、昨年の患者数を既に上回ったことが、国立感染症研究所の集計で分かった。現行の集計方式となった1999年以降では最多で、感染研の砂川富正さんは「昨年は大都市に患者が集中していたが、今年は全国に広まってきており注意が必要」としている。

 10月29日までに報告された患者数は4711人で、都道府県別では東京(1466人)や大阪(651人)など大都市圏のほか、岡山(138人)、広島(110人)が目立った。直近3カ月における人口100万人当たりの届け出数は、西日本で高い傾向がみられた。

 梅毒は梅毒トレポネーマという細菌が原因で起きる感染症。抗菌薬で早期に治療すれば完治するが、放置して進行すると脳や心臓に大きな合併症を引き起こす。妊娠中に感染すると、胎盤を通じて胎児に感染する「先天梅毒」になり、赤ちゃんが死亡することもある。

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