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「患者にやさしい病院に」 心和む小児外来、ヘリポート、ベッド別に窓

(2017年11月22日) 【北陸中日新聞】【朝刊】【石川】 この記事を印刷する

県立中央病院 報道公開

「ひゃくまんさん」が天井に描かれた小児科外来「ひゃくまんさん」が天井に描かれた小児科外来

 報道陣に21日、公開された県立中央病院(金沢市鞍月東)は、小児科外来の壁に動物のイラストを描いたり、病室のすべてのベッドサイドに窓を設けたりするなど患者に配慮したつくりとなっている。山田哲司院長は「患者に優しい病院となった」と話した。(蓮野亜耶)

 1階の小児科外来と4階の小児病棟には、子どもたちの不安をやわらげようと壁や天井に、いしかわ動物園(能美市)やのとじま水族館(七尾市)にいるトキやペンギンなどの絵が描かれている。1階の小児科外来の天井には、県のマスコットキャラクター「ひゃくまんさん」の絵も。診察を待つ子どもたちの心が和むよう工夫している。

全てのベッドサイドに窓が設置された個室的4床室全てのベッドサイドに窓が設置された個室的4床室

 一般病棟は4人部屋が中心で、全てのベッドに窓から光が入るように配置を工夫。1階エントランスには九谷焼のタイル490枚を貼り付けた陶板壁、各階のエレベーター前には輪島塗など伝統工芸の作品を置いた。谷本正憲知事は「患者の皆さんが安心して治療が受けられる拠点が完成した。感慨深い」と述べた。

屋上へリポートにはドクターヘリが駐機する予定。最大7トンのヘリコプターまで着地可能=中日新聞社ヘリ「まなづる」から、いずれも石川県立中央病院で屋上へリポートにはドクターヘリが駐機する予定。最大7トンのヘリコプターまで着地可能=中日新聞社ヘリ「まなづる」から、いずれも石川県立中央病院で

 屋上にはドクターヘリが待機するヘリポートを設けた。ヘリには医師や看護師、患者の家族ら7人が乗ることができる。現場から到着後はヘリポートから患者をベッドに乗せたまま直通エレベーターで手術室や救命救急センターに搬送できる。

 一般公開は26日午前9時から午後4時まで。申し込みは不要。

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