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出血止まらず、医師オロオロ

ホンネ外来

(2017年12月5日) 【中日新聞】【朝刊】 この記事を印刷する

 包丁でニンジンを切っている時に手が滑り、左手中指の指先を深くそいでしまいました。出血がひどく、近所の外科に飛び込むと、30代くらいの男性医師が傷口を見てから「15分ほど押さえていると出血は止まります」と話しました。指示された通り、心臓より高く腕を上げ、必死で傷口を押さえました。

 医師が戻りガーゼを外すと、相変わらず血が噴き出してきます。医師は「どうしようかな、困ったなあ」とつぶやき、うろうろと歩くばかり。その間も血はしたたり続け、看護師さんがガーゼを当ててくれました。見かねた私が「そのうち止まりますよ」と言って帰ろうとすると、「一晩中、出血は続きますよ」と医師。「じゃあ縫ってください」と言うと「分かりました」と、ようやく2針縫ってくれました。

 患者の前では治療に対する不安や迷いを言葉に出さないでほしいです。傷口はきれいに治ったので技術に問題はないはず。堂々とした態度を見せるだけで、患者は安心すると思います。(愛知県=女性・74歳)

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