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予防接種の助成延長 インフル 高齢者ら 1月末まで 飯田市

(2017年12月21日) 【中日新聞】【朝刊】【長野】 この記事を印刷する

 インフルエンザワクチンの製造と供給が全国的に例年より遅れ、不足していることを受け、飯田市は、重症化しやすい高齢者らを対象とした予防接種の助成期間を、当初の1月15日から同31日まで延長することを決めた。

 ここ数年のインフルの流行が2月以降も続いていることから、同市はもともと他の自治体より半月ほど期間を長く設定していた。しかし、今月中旬以降は安定した供給量を見込めるとされたワクチンが、いまだに市内の一部医療機関では供給が滞り、希望者が接種できない状況が続いているため、飯田医師会と協議して助成期間を延ばした。

 公費助成は、市内在住の65歳以上と、60〜64歳で心臓や腎臓、呼吸器などに障害があり、身体障害者手帳1級程度の人が対象。市が2661円を助成し、本人負担は2千円となる。

 市によると、11月末までに市内対象者3万2500人のうち1万4千人が接種したが、昨年同期を755人下回っているという。担当者は「まだ予約が取れていない方も焦らず、手洗いやうがいの徹底の他、マスク着用などの対策を取り、医療機関と相談しながら予防接種を受けてほしい」と呼び掛けている。(伊勢村優樹)

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