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多彩な泣き方 発達良好

(2017年12月23日) 【中日新聞】【朝刊】【その他】 この記事を印刷する

京大研究「赤ちゃん脳の成熟 反映」

京大の赤ちゃん研究のイメージ

 生まれて間もない赤ちゃんは、泣き声の音域が広く、泣き方のバリエーションが豊かな方が、言語や認知機能の発達が良好との研究結果を、京都大の明和政子教授(発達科学)らのチームが22日付の海外の科学誌電子版に発表した。

 明和教授は「脳の成熟が泣き声に反映されている可能性がある。泣き声の分析が発育状況の予測に役立つかもしれない」としている。

 チームは、京大病院で妊娠37週未満に生まれた早産の赤ちゃん77人、満期を迎えて生まれた30人の赤ちゃんが授乳の前に泣いた声を録音し、音域の変動や泣き方の複雑さに着目して解析した。

 さらに、それぞれの赤ちゃんが1歳半になった頃、花や車が描かれたカードや、積み木などを示し、話せる言葉の多さを調べることで言語や認知の能力を検査した。

 その結果、泣き声の音域が広く、泣き声に複雑な変化がある方が、検査成績が良かったという。

 早産の赤ちゃんは言葉を話し始める時期が遅くなるリスクがあるとの研究結果がこれまでに報告されているが、チームは、泣き方が多彩であればリスクは低い、と指摘している。

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