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口唇口蓋裂を無償診療 ベトナム支援25年

(2017年12月26日) 【中日新聞】【朝刊】【愛知】 この記事を印刷する
画像式典で25年の交流を祝う関係者たち=ベトナム・ベンチェ省で(小椋由紀子撮影)

 【ベンチェ(ベトナム南部)=小椋由紀子】口に先天性の障害のある子どもたちを支援する日本口唇口蓋裂(こうしんこうがいれつ)協会が、ベトナムに無償で診療隊派遣を始めて25年を迎えたのを記念し、派遣先の南部ベンチェ省で24日、式典が開かれた。

 上唇や上あごに亀裂を伴う口唇口蓋裂はアジア系に多く、新生児の500〜600人に1人の割合でみられる。名古屋市の愛知学院大歯学部に事務局を置く同協会は世界各地で医療ボランティアを続けており、ベンチェ省では1993年から手術や医療関係者への教育に取り組んでいる。

 全国の口腔(こうくう)外科医や小児科医ら50人が22〜29日の日程で訪問。地元の行政や病院関係者120人に歓迎され、「子どもたちに美しいほほ笑みをもたらしてくれた」と感謝された。

 式典では協会常務理事の夏目長門・同大教授が「活動が次の世代につながることを願う」とあいさつ。患者の遺伝子解析などの研究発表もあった。

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