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元気な腸でインフル予防

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(2017年12月26日) 【中日新聞】【朝刊】 この記事を印刷する

 12月ごろからインフルエンザが本格的に流行し始めます。インフルエンザをただの風邪と同じように考えている方が多いですが、高齢者や慢性疾患を持つ方が重症化して死に至ったり、子どもが急性脳症を引き起こしたりすることもあります。

 今年はワクチンの供給不足が問題になりましたが、流行させないためには、健康な大人もワクチンを打ち、備えることが大切です。

 感染予防の対策として、重要なポイントは「せきエチケット」です。せき、くしゃみが出る時はマスクを着用することと、症状がない人も感染しないように、人が多いところに出かける時はマスクをつけることが大切です。このほか、こまめな手洗い、乾燥の防止、栄養と十分な休息をとることも必要です。

 東洋医学では、肺と腸は深いつながりがあると考えます。肺そのものを弱らせないよう湿度を高く保ち、体温を下げないようにします。腸を元気にするために消化のいいもの、温かいもの、発酵食品を多くとるようにします。おすすめはぴりっとして、香りのある食材で、ネギやショウガ、シソなどです。クルミやギンナンなど木の実類もいいです。

 とはいえ、年末年始は食べ過ぎ、飲み過ぎになるので、時々はおかゆを作るなど、胃腸の休息日を入れましょう。(産婦人科医・伊藤加奈子)

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