つなごう医療 中日メディカルサイト

子育て世代の女性 対象 短時間がん検診 早期発見後押し

(2017年12月28日) 【中日新聞】【朝刊】【静岡】 この記事を印刷する

1、2月 北区・聖隷予防センター

マンモグラフィー検査の説明をする斎藤忍放射線技師(左)=静岡県浜松市北区の聖隷予防検診センターでマンモグラフィー検査の説明をする斎藤忍放射線技師(左)=静岡県浜松市北区の聖隷予防検診センターで

 子育て世代に罹患(りかん)者が多い子宮頸(けい)がんや乳がんの早期発見につなげようと、聖隷予防検診センター(静岡県浜松市北区三方原町)は1、2月、短時間で検診が終わる「ファースト・ママ検診」を行う。担当の諏訪香医師は「早く見つかれば、日常生活を大きく変えずに治療できる」と受診を呼び掛けている。 (飯田樹与)

 同センターによると、子宮頸がんは30代後半、乳がんは40代後半でかかる割合が高い。しかし、この年代の女性は子育てで手がなかなか空かない。主婦は会社で健診を受ける機会もないため、こうした人々を対象に据えた。

 ママ検診は通常の検診より30分早い午後1時から、優先的にマンモグラフィーや乳房エコー検査、子宮頸がん検査などが受けられるため、通常より早く検査が済む。検査時間は子宮頸がんのみなら1時間、乳がんとセットなら1時間45分ほど。わが子が学校などにいる間に会計まで済むという。気兼ねなく受けてもらうため、スタッフは全員女性にした。

 市健康増進課によると、2016年度の乳がんの検診受診率は18.9%、子宮頸がんは14.9%。同センターでは、子宮頸がんの受診者が罹患のピークを過ぎた40~44歳で最も多いといい、企画に携わる斎藤忍放射線技師は「この検診をきっかけに、健康に関心を持ってほしい」と話した。

 日程は子宮頸がん検診のみが1~2月の毎週水曜(1月3日除く)、乳がん検診とセットが毎週月曜(1月1、8、2月12日除く)。予約制で1日5人まで。市の補助も併用できる。申し込みは、平日午前9時~午後4時半(土曜日は正午まで)で、予約センター=フリーダイヤル(0120)938375=へ。

中日新聞広告局 病医院・薬局の求人