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かかりつけ医 初診報酬アップ 大病院とすみ分け 日常的診療を充実

(2018年1月11日) 【中日新聞】【朝刊】【その他】 この記事を印刷する

 厚生労働省は10日、かかりつけ医として患者を診療する開業医への報酬を加算する方針を固めた。初診料が発生するケースが主な対象で、高度な医療を担う大病院との役割分担を進める狙い。中央社会保険医療協議会(厚労相の諮問機関)に同日提案し、了承された。4月からの診療報酬改定に反映する。

 大病院が初診や軽症の患者で混雑すると、入院や手術が必要な重症者の対応に支障が出る恐れがある。このため厚労省は、身近なかかりつけ医が日常的な診療や健康相談に応じ、必要な場合に専門医のいる大病院を紹介する体制づくりを目指す。

 ただ、かかりつけ医は24時間対応や医薬品の管理などが求められ、業務の負担が重いとの声が上がっている。厚労省は、かかりつけ医をさらに増やすため、相談や紹介など初診患者の受け入れ体制が整った医療機関の診療報酬を手厚くする方針。

 厚労省は紹介状なしで大病院を受診した患者に5千円以上の追加負担を求める制度についても、4月から対象病院を現在の500床以上から400床以上に拡大して、かかりつけ医の診察を受けるよう促す。

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