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〈中日病院だより〉(80) 子宮頸がん(下) 検診が有効 2年に1度は

(2018年1月23日) 【中日新聞】【朝刊】【愛知】 この記事を印刷する
子宮頸がんの進行

 若年層に増えている子宮頸(けい)がんの発見には検診が有効です。検診では、ブラシなどの器具で子宮の入り口の細胞をこすり取り、前がん段階である異常な細胞(異形成)がどれくらいあるか調べます。

 異形成は軽度、中等度、高度の3段階で、その先ががんです。軽度以上は精密検査の対象となり、組織を少し切り取って病変の有無や進行度を調べます。

 子宮頸がんは進行しないと不正出血やおりものなどの異常が出てきません。検診でごく初期に発見すれば、病変部だけをくりぬく円錐(えんすい)切除の手術で済み、5年生存率は100%。出産も可能です。

 検診は20歳以上は2年に1度が目安。自治体の助成もあります。将来のリスクを知るため、子宮頸がんの主な原因であるヒトパピローマウイルス(HPV)の感染を調べる検査もあります。検診と同様、子宮の入り口の表面をこすって調べます。陽性なら検診は毎年受診をおすすめします。女性医師を希望の場合はお問い合わせください。(貝田清隆婦人科部長・談)

 中日病院 名古屋市中区丸の内3の12の3。(問)中日病院=052(961)2491

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