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インフル患者 過去最多

(2018年1月26日) 【中日新聞】【夕刊】【その他】 この記事を印刷する

全国推計283万人 警報レベル上回る

インフルエンザの患者数の推移

 厚生労働省は26日、全国5千の定点医療機関から21日までの1週間に報告されたインフルエンザ患者数が1医療機関当たり51.93人となり、統計を取り始めた1999年以降で過去最多となったと発表した。医療機関を受診した患者数は推計で約283万人に上った。

 医療機関当たり患者数は前週の26.44人から倍増し、大流行していることを示す「警報」レベルの30人を上回った。前年同時期の28.66人と比べても大幅に多い。加藤勝信厚労相は会見で「外出後の手洗いやせきエチケットなど、さまざまな予防策に努めてほしい」と訴えた。

 直近5週間に検出されたウイルスは、2009年に新型として流行したA型とB型が同程度。通常2月に増え始めるB型が急増しているのが特徴。

 都道府県別では鹿児島県が1医療機関当たり86.53人と最多で、宮崎県(84.97人)、福岡県(83.99人)と続いた。

 東海地方は愛知県62.12人、岐阜県43.14人、三重県62.43人。

 年齢別の患者数を推計すると、5〜9歳が約59万人で最も多く、10代が約40万人、40代が約29万人、0〜4歳が約27万人と若い世代が多かった。小中学校を中心に休校や学級閉鎖も相次ぎ、休校は108、学級閉鎖は5737に上った。

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