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在宅医療 実情知って

(2018年1月28日) 【中日新聞】【朝刊】【三重】 この記事を印刷する

来月3、4日 津で地域フォーラム

画像フォーラムへの来場を呼び掛ける洪さん(左)ら=津市白山町の一志病院で

 地方の在宅医療をテーマにした「日本在宅医学会地域フォーラム」が2月3、4の両日、津市一身田上津部田の県総合文化センターで開かれる。副大会長で一志病院(同市)医師の洪英在(ホンヨンヂェ)さん(41)は「都市部、離島、過疎化という構造をもつ三重は他地域のモデルにもなる。県内の在宅医療の実情を知ってほしい」と話す。(須江政仁)

 医療や介護従事者でつくる日本在宅医学会が主催。同会は毎年、全国の関係者を集めて大会を開いているが、地方でも在宅医療の機運を高めようと、2年前からプレ大会として地域フォーラムを開催している。

 当日は医療従事者向けに、在宅医療に関係の深いリハビリや離島での医療、小児医療などについて、専門家が県内の事例に基づいて講演する。

 4日には無料で参加できる市民公開講座もあり、在宅医療とは切っても切り離せない「みとり」という観点で命の大切さを伝える活動に取り組む、医師の石賀丈士さんが講演する。

 同日は津市の美杉、白山、一志地区の有志で組織され、医療や福祉で地域づくりを提案してきた有志団体「顔の見える会」による検討会も市民に公開され、議論の様子を見ることができる。

 洪さんによると、三重は全国に比べ在宅医療が遅れているという。「在宅医療は老後の不安と直結する。県内での取り組みを知ってもらい、安心して暮らせる三重を一緒に考えてほしい」と来場を呼び掛けた。(問)一志病院=059(262)0600

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