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こども医療費「全県で」 知事 浜松市・静岡市と協議へ

(2018年2月3日) 【中日新聞】【朝刊】【その他】 この記事を印刷する

 静岡県が子育て世代を支援する「こども医療費助成」の対象年齢を10月から、18歳の高校生までに拡充することを受け、川勝平太知事は2日の定例会見で「県内全35市町が一緒に足並みそろえてやることが望ましい」と述べた。

 県からの助成を受けない政令市の浜松市と静岡市は高校生までの拡充を機に、県へ助成を求めている。川勝知事は「意思疎通は大事だ」と両市との協議に応じる姿勢を見せた。

 子どもへの医療費助成は県の財政支援により、市町が子どもの入院費や通院費を助成し、家庭負担を抑える制度。川勝知事は昨年の知事選で、高校生までの拡充を公約に掲げていた。

 現在、中学3年生までの医療費助成をしている浜松、静岡両市は政令市移行の際に「子ども医療費に関しては市独自で運営する」として、県の助成は2012年度に廃止となった。

 浜松市の鈴木康友市長は1月31日の記者会見で、政令市の多くが県から助成を受けていると指摘し「県と協議する必要がある」と述べ、18年度当初予算案に関連費を計上しない方針を示した。 (沢田佳孝)

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