つなごう医療 中日メディカルサイト

ステキな視生活

ぶどう膜炎失明原因にも 
 眼球には、ぶどう膜と呼ばれる組織があるのをご存じですか? 網膜の外側にある脈絡膜(みゃくらくまく)という部分で、黒目にある虹彩(こうさい)まで続いています。茶褐色で、果物のブドウのような色です。血管が張り巡らされている脈絡膜は、神経が集まる網膜へ栄養を補給するなど、重要な働きをしています。 このぶどう膜が炎…(2017年3月21日) 続きを読む
黄斑疾患 短時間で診断 
 新しい医療機器の登場で、さまざまな病気が、より正確に診断できるようになりました。光干渉断層計(OCT)と呼ばれる眼底の画像診断装置もその一つです。網膜の中心の黄斑(おうはん)部や視神経の断面図が短時間で、光学顕微鏡と遜色ない精密さで描き出されます。 黄斑に薄い透明な膜が張って、見にくくなったり、ものがゆがん…(2017年3月14日) 続きを読む
増えている加齢黄斑変性 
 囲碁が好きで、テレビや新聞の対局をよく見ます。2千年前の中国では、すでに庶民の娯楽でしたが、最近では人工知能による囲碁ソフトがプロ棋士に勝ち、情報技術の急激な進歩に驚いています。 碁盤の格子は19の縦横の直線で構成されています。以前、担当した高齢の方から片目で見ると中心がゆがんでみえるといわれました。網膜の…(2017年3月7日) 続きを読む
血管年齢 目にも影響 
 白内障で通院中の70代男性が突然、片目の下半分が見えなくなったと来院されました。急激に片目の視野が欠けるのは、網膜剥離の典型的な症状ですが、眼底検査では網膜ははがれておらず、眼底の上半分に点状の出血が多数見られました。網膜の太い静脈が詰まる網膜静脈分枝閉塞(へいそく)症でした。 血管が詰まって行き場のなくな…(2017年2月28日) 続きを読む
網膜剥離手術、早くに確立 
 テレビアニメなどでカラフルな画像が点滅することで、具合が悪くなった子どもがいました。ところが、点滅しなくても、ぴかぴか光って見えることがあります。光視(こうし)症と呼ばれ、網膜が眼球内部のゼリー状の硝子体(しょうしたい)に引っ張られて起きる現象です。 網膜に穴があく網膜裂孔(れっこう)では、蚊が飛んでいるよ…(2017年2月21日) 続きを読む
急な飛蚊症、すぐ検査を 
 昔から冬の夜空を眺めるのが好きです。空気も澄み、遠くの景色や星もきれいに見えます。眼球の内側にある網膜には、明るい所でものを見て、色を感じる錐体(すいたい)細胞と、光の明暗を感じる杆体(かんたい)細胞があります。暗くなると、光を感じやすくなり、夜空の星が見えるのは杆体細胞のおかげです。 一方、日中の青空を見…(2017年2月14日) 続きを読む
網膜手術 顕微鏡が活躍 
 医学の進歩は目覚ましく、体への負担が少ないさまざまな医療機器が開発されています。カプセル型の内視鏡もその一つです。飲むだけで、消化管の内側を撮影した画像を外部へ送り、肉眼では気付かない細かな変化も捉えることができます。 目の手術も顕微鏡を使うことで、肉眼では見えないミクロの世界に入れます。硝子体(しょうした…(2017年2月7日) 続きを読む
網膜症の治療に光凝固 
 夜になると、時折、名古屋テレビ塔(名古屋市中区)に向かって一筋の緑色の光が照射され、幻想的な光景が見られます。久屋大通公園南端の広場から発したレーザー光線がその正体です。 レーザー光線は改良の末、医学の分野でも大きな力を発揮しています。最近では、近眼を治療するレーシックなど、角膜の屈折を矯正する手術がよく知…(2017年1月31日) 続きを読む
糖尿病は眼科にも通院を 
 眼鏡が合わなくなった50代の男性が来院されました。眼鏡店で調整しても視力が出ないため、眼科での検査を勧められたのです。 眼底検査で、両目の眼球内の出血を伴う増殖型の糖尿病網膜症が見つかりました。男性は、数年前に糖尿病と診断され、内科への通院はしていたものの、眼科へは全くかかっていなかったそうです。 糖尿病網…(2017年1月24日) 続きを読む
腹八分目で病気知らずに 
 正月は家族が集う貴重なひととき。私も家族で百人一首を楽しみました。百人一首は鎌倉時代初期の歌人、藤原定家が古来の歌人百人の和歌を集めたものです。約3分の1が藤原氏ゆかりの作品ですが、平安時代に栄華を極めた藤原道長は入っていません。代わりに「この世をば わが世とぞ思ふ 望月(もちづき)の かけたることも なし…(2017年1月17日) 続きを読む

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